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手弱女の華5話
今朝、ねこのゆうさんが脱走しました。
母が、デイサービスに出掛ける時 お迎えの看護師さんに気を取られていたようです。
2階にいました私は、すぐにその事を察知しまして、パジャマのまま外に飛び出しました。
ゆうさんはお隣さんの小屋に隠れていましたので 捕まえることができましたが
ハラハラもんでした。人前であまり母を叱る事もできず、一人 腹を立てていました。
ねこだって 外にも遊びに行きたいでしょうし、小さいので興味津々なのはわかりますが
家ねこにしていますし、外は危険がいっぱいですし、もし 帰って来なかったりしたら
私は、多分 泣いてしまいます。今は とても大切な存在です。
母には もう それが解からないらしく 攻めようもありません・・・
ねこキライキライスプレーを買ってきましたが、全く効き目はありませんでした。
どーしたらよいものか 毎朝、そして 母が出入りする度に心配でしょうがありません。
なにか いい方法ないかなぁ~?
このシナリオには、暴力的+性的表現が含まれます。ご注意ください。
~手弱女の華 5話~
○居酒屋
赤提灯
看板に西春中学校同級会の掲示
純一「えー本日は何年振りでしょう?あっ、成人式でお会いした方々もいらっしゃいます
ね。ということは3年いや、4年ぶりですね。さぁ みなさん 今宵は歌って踊って
あの頃の 懐かしい話で盛り上がりましょう。ちなみに 僕は隣にいます美紀ちゃ
んと婚約しましたぁ」
照れ笑いの 美紀ちゃん
みんなの盛大な拍手
純一「ありがとうございます。ありがとうございます。それでは・・・・・」
猛「あいつ、酔っ払い過ぎだろう」
寿「嬉しいんじゃない?」
浩太「結婚なんて いいもんじゃぁないのになぁ」
寿「そーなんだ」
浩太「最初だけだろ、嫁さんも優しいの、子供できたら 俺の事なんかどーでもいいのさ」
やゆり「そんな事ないって、手が回んないだけだって」
浩太「夜もか?」
さゆり「Hの事?」
浩太「生まれてから 俺 1回しかしてねぇーぜ、それでさぁ 浮気とかしたら怒るんだぜ
どうよ、それ」
ちか「それと、これは別じゃない」
浩太「どう別なわけ?」
ちか「だから・・・・・」
笑顔の寿
猛「寿は今、何やってんの?」
寿「美術モデル」
猛「モデル?まぁ 寿 昔から綺麗だもんな」
寿「えぇ!中学ん時 あたしの事 ふったくせにぃ~」
猛「俺?」
寿「そうだよぉ~もしかして 忘れちゃったとかぁ?」
猛「そんなわけないじゃん、寿 ふる奴なんか いないっしょ」
寿「よく言うよぉ~あたし、勇気だして告白したのにぃ」
猛「俺じゃぁないんじゃない?」
寿「俺です」
修二「よぉっ、元気だった?」
寿「修二、大人になってるぅ」
修二「当たり前だろ」
寿(笑)「だって」
猛「寿、モデルやってんだってよ」
修二「モデル?」
寿「ちがう、ちがうって アートモデル、ほら 絵描きさんとかのモデルだよぉ」
猛「えっ、そーいうの まさかのヌードとか?」
寿「そーに決まってるじゃん」
修二「まじかよ?」
寿「そんな、いやらしいのじゃないよ、物とかと一緒だからね」
猛「そんなこと ないだろう、勃起する奴とかいねぇーの?」
寿「いないよ、そんなのぉ~」(笑)「あたしも描いたりしてるし」
猛「あぁーそーいうの 寿 やってたよなぁ」
修二「そうだったっけ?」
猛「お前、付き合ってたのに 覚えてねぇーの?覚えてるのはこっちだけ、みたいな」
修二「アホか」
笑う 寿
猛「おかわり、貰う?」
寿「うん」
修二「・・・」
猛「すんませーん、酎ハイおかわりぃー」
店員「はい、ただいまぁー」
猛の横顔を見つめる 寿
○ラブホテル
ブラウスのボタンをとめる 寿
ズボンのベルトを締める 猛 ジャケットをはおる
上着をはおる 寿
猛「送って行こうか?」
寿「いいよ、反対方向だし タクシーで帰る」
猛「・・そう」
ベッドサイドの照明が鏡に反射している
太陽の日差し(朝日)
○タクシー内
眩しそうに外を見る 寿 ため息
体調悪そうに こめかみを押さえる 寿
寿「あー、あそこのコンビ二の前でお願いします」
コンビ二
○コンビ二内
キャットフード缶を手に取る 寿
キャットフードの猫
キャットフードを手に取る 北野
○違うコンビ二内
松本「猫、飼ってるんすか?」
北野「いや・・・」
キャットフードを元に戻す 北野
あんパンを手にとる 北野
○歩道
あんパンをかじりながら 歩く 北野
松本「あそこの、ベンチに座って食いましょうか?」
北野「えぇ、もう いいじゃない 俺 食べちゃったし」
パックの牛乳を飲む 北野
松本「こぼしてますよ」
北野「あぁーあぁー」
ハンカチを出して拭く 北野
松本「だから、座って食ったほうが いいじゃないっすか」
北野「もう、食っただろ、ほれ 行くぞ」
松本「ったく」
歩き出す 北野
コンビニの袋を手に北野の後ろを歩きだす 松本
○公園
ベンチに座る 北野
カレーパンをかじる 松本
松本(手帳を手に)「その後、今度は 同級生の修二と時々、会ってますね。
同時進行で画家の卵の江口、偶然 再会した金田、不動産社長の糸井、大手建築会社
専務の鵜飼、超有名画家の新堂、遊び友達の陽一、どーなんでしょうねぇ~?
その中で、殺された小島とも 密会していた」
北野「うら、取れてんの?」
松本「まあ、それなりに・・ やばい人もいますからねぇ~口 濁してますけど・・」
北野「なんで、あんなに ぺらぺらしゃべるかなぁ?」
松本「誰っすか?」
北野「一条寿だよ・・事件の事はほとんどしゃべらないのに、自分の男関係はぺらぺら
しゃべるだろう、おかしくないか?普通、自分を良く見せたいだろ?なのに・・
一条寿は逆だ、自分に悪い印象をつけようとしてる」
松本「はぁ・・・本当の事だからじゃぁないっすか、男好きっすよ」
北野「なんか・・違うんだよなぁ」
松本「なんかって・・?」
北野「わかんねぇよ」
松本「・・・」
カレーパンを口に押し込む 松本 野菜ジュースを飲む
北野「おいしいの、それ?」
松本「これっすか、まぁまぁです。健康の為っすよ、北野さんもこーいうの飲んだ方が
いいっすよ、奥さん 居ないんだし」
北野「大きなお世話だ!行くぞ!」
松本「はい、はい」
つづく
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まとめteみた【かきくけこ脚本読庵】
今朝、ねこのゆうさんが脱走しました。母が、デイサービスに出掛ける時 お迎えの看護師さんに気を取られていたようです。2階にいました私は、すぐにその事を察知しまして、パジャ
まとめteみた.【手弱女の華5話】
今朝、ねこのゆうさんが脱走しました。母が、デイサービスに出掛ける時 お迎えの看護師さんに気を取られていたようです。2階にいました私は、すぐにその事を察知しまして、パジャ